東亜医学協会会員店 |
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前立腺肥大症を 漢方では りゅう閉(りゅうへい)といい 淋症とは区別します。
これは 淋症では頻尿と、陰茎痛が主訴の疾病であり、
りゅう閉は、尿意があっても排尿までに時間がかかり、
勢いよく出ないし、残尿感もあ下腹部が張って痛み、
更に 悪化すると尿閉にまでなることがある疾病だということです。
前立腺肥大は
1.排尿しにくくなったり、夜何回も排尿に起き、尿がつまる時もある。
2.尿意があっても排尿までに時間がかかり、勢いよく出ないし、残尿感もある。
3.尿閉の回数増え、排尿できなくなる。
と症状も進行していきます。
治療は電気ループで切除するなど手術を薦める医療機関が多いですが、
漢方治療によりBの状態でも、好転される方もあります。
手術の前に漢方治療をしてみることをお勧めします。 |
原因 |
前立腺肥大は、高齢者の男性によくみられる病気であり、
ホルモンのバランスがくずれて、前立腺が肥大し
尿道を圧迫して色々な症状を起こしものです。
加齢のため、臓腑が虚し気血の流れが緩慢となっているので、
お血の症も呈している場合が多くなります。 |
ここが違う漢方治療 |
自覚症状と他覚症状とから陰陽●気・血・水● 表裏●寒熱という
それぞれの漢方的なものさし(診断基準)で患者さんの証とを知ります。
問診票と医療気功で証を決定するのです。
東洋医学的な病気の診方は、病気というものが、
生体を侵略する力(病邪)を鎮めながら
生体にそなわった健康を維持しようという力を上げていく漢方治療です。
手術は想像以上に大きなストレスを受け、
他の臓器が受けるダメージも強く年齢的にも過負担となります。
また、お血の症があると更にダメージは大きい物となります。
最終の手段とするべきでしょう。
その症状と病名で前立腺だけを見るのでなく
その患者さん全体を見て治療して行くのが、漢方治療です。
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